ロードバイクのハンドルは高いほど楽?|上げても楽にならない理由
![動画「常識のウソ [完結編] 高いハンドルは楽じゃない ハンドルの位置:目ウロコ」のサムネイル](https://i.ytimg.com/vi/dmN21Q06U_0/maxresdefault.jpg)
結論
- ハンドルを思い切り上げると楽になる、という前の動画の話は訂正します。私の場合は楽になりませんでした。
- 乗り方が身についている人は、ハンドルを上げても体がいつものフォームに戻ろうとし、遠くを持つので結局あまり変わりません。パワーモードも使えなくなります。
- 高すぎても低すぎてもダメな程度問題。低すぎてきついなら上げるべきですが、自分に合ったバランスの位置を探すのが大事です。
前の動画で「ハンドルは思い切り上げたほうが幸せになれる」とお話ししましたが、あれは訂正します。雨で乗れず、駐車場でちょっと乗っただけの感想でした。実際に走ってみたら、私の場合はダメでした。この動画はその完結編です。
短めの動画なので、この記事も要点だけです。
結論:上げても楽にはならなかった
完全な嘘というわけではありません。人によるし、程度によるのです。
- ハンドルが低すぎてきついなら、上げたほうがいい
- ただし、すでに乗り方を身につけている人が思い切り上げても、楽にはならないことが多い
高い・低いは相対的な言葉です。私はある位置まで上げたらダメで、少し戻した位置で良かった。でも、それよりずっと低かった人なら上げたほうがいい、ということです。
なぜ上げても楽にならないのか
体がいつものフォームに戻ろうとする
ハンドルを上げると、たしかに一瞬は楽です。でも、
- 進まない
- 背骨が曲がりがちになって気持ち悪い
そこで体は、無意識にいつものフォームに戻そうとします。私は普段、ポジションとフォームでお話ししたセーフモード・ノーマルモード・パワーモードを乗り分けていて、セーフモードではハンドルの手前側を持ちます。ところがハンドルを上げると、高くなった分だけ遠くを持って、結局元のフォームにしてしまうのです。
パワーモードが使えなくなる
ノーマルモードでも前のほうを持つようになり、さらに踏んでいこうとすると、肘がぐっと曲がって手首に負担がかかります。パワーモードやエアロ気味のフォームが使えなくなりました。
| ハンドルの位置 | 起きたこと(私の場合) |
|---|---|
| 思い切り上げた | 進まない、背骨が曲がる、遠くを持つ、パワーモードが使えない |
| 元に戻した | いつものモードを乗り分けられる |
首や背中がきついときは
いつものフォームが一番楽なのに、腹圧を支えるインナーマッスルがまだ育っていないと、長距離では体を支えるのがきつくなります。私はそんなとき、危ないので推奨はしませんが、平坦や緩い下りで手放しにして体を起こしたり、首をほぐしたりしてカバーしています。
ハンドルに指をちょんと掛けておくだけのときも、段差で持っていかれないよう、指を軽く握り込んでおくと安心です。
余談:サドルバッグをトップチューブ下に付けてみた
「俺、天才じゃないか」と思ってサドルバッグをトップチューブの下に付けてみましたが、太ももの内側がこすれてダメでした。
まとめ
- 「ハンドルは思い切り上げると幸せ」は訂正。私の場合は楽にならなかった
- 乗り方が身についた人は、上げても体がいつものフォームに戻そうとする
- 上げすぎると進まない・背骨が曲がる・パワーモードが使えない
- 低すぎてきついなら上げる。結局は程度問題
- 自分のフォームに合ったバランスのいい位置を探すのが一番。コメントへの回答はハンドルの高さQ&Aでも
よくある質問
ロードバイクのハンドルを高くすると楽になりますか?
低すぎてきつい場合は上げると楽になります。ただ、乗り方がある程度できている人は、上げてもいつものフォームを取ろうとして遠くを持つようになるので、あまり変わらないことが多いと思います。
ハンドルを高くしすぎるとどんな問題がありますか?
進まない感じがして背骨が曲がりがちになり、前傾を深くする場面では肘が曲がりきって手首に負担がかかります。私の場合はパワーモードが使えなくなりました。
動画で見る
この記事の元になった動画です。実際の動きは映像のほうがずっとわかりやすいので、ぜひあわせて見てください。