激坂ダンシングのコツ|踏まないダンシングで疲れずに登る
![動画「🔰 [ゲキサカ対策] 休むダンシング / 踏まないダンシング:ゲキサカを疲れずに登る」のサムネイル](https://i.ytimg.com/vi/Fy55h0Jt9mw/maxresdefault.jpg)
結論
- ダンシングは踏まずに体重で登るのが基本。膝がほぼ伸びた状態で踏み足側に乗れば、ペダルは体重で降りていきます。
- 体重で降ろせるのは3時以降。12時〜3時をつなぐには、踏み足が降り始めたら伸びをするような「グニポーズ」を取り、体をふわっと前へ移します。
- シッティングがきつくなったら数秒このダンシングを混ぜるだけで、脚が驚くほど楽になります。
激坂でダンシング(立ち漕ぎ)をすると、一こぎ二こぎで脚が終わってしまう。そんな方に向けて、**とにかく踏まない、筋力も心肺もなるべく使わない「怠け者ダンシング」**の要点を、10分で感覚的にまとめた動画です。
以前、約50分かけて同じテーマの動画(休むダンシング入門)を作りましたが、自分で見返しても分かりやすいとは思えなかったので、イメージ中心に作り直しました。頭で考えすぎず、感覚で捉えてください。
まずはダメな姿勢をやめる
正解はたくさんあると思いますが、絶対にダメなことはあります。それをやめれば正解に近づくはずです。動画のイラストは勾配21%(約12度)の激坂を想定しています。
ダメな例の特徴はこうです。
- 前荷重が足りていない:体がBB(クランクの軸)よりずっと後ろにある
- 腰が落ちている
- 背中が反り返っている
- 肩が前に出ている
- 顎が上がっている
推進力の基本:踏まずに体重で登る
ダンシングに限らず、これがすべての基本です。
膝がほぼ伸びた状態で、後ろ足の荷重を抜き、前側にちょっとステップする。そうすると体重で自然にペダルが降りていきます。
ただし、これができるのは3時あたりからです。12時の時点で膝が伸びていたら、反対の足がペダルに届かないからです。
12時から3時がキモ
問題は、12時〜3時をどうつなぐかです。
| 体勢 | 12時〜1時で起きること |
|---|---|
| 体が後ろに残ったまま | 脚で踏み下ろすしかなく、激坂では止まるか一こぎで終わる |
| 体を上・前にふわっと出す | 足がすっと降りていく |
体全体を上前にふわっと移すと、自然に足が降ろせます。そして実は、この「ふわっ」の体勢にどうやって入るかが一番大切だと私は思っています。
その前:「グニポーズ」で次の12時に備える
時間を少し戻して、3時で片足が降り始めたところから考えます。
- 踏み足が降り始めたら、**伸びをするような変な姿勢(グニポーズ)**を取る
- 私の場合は、右肩の後ろと左の後ろを引きつけるようなイメージです。右胸は前に残って、左肩が出ているような微妙なひねりになります
- ずっとこの姿勢ではなく、体勢はぐるっと少しずつ変わります
- 足は踏み切ってしまわず、後ろ側に回すようにします
このグニポーズで6時過ぎまで行くと、反対の足はちょうど12時過ぎ〜3時に来ます。そこで体をふわっと前へ出す。これで最初の位置に戻り、左右が入れ替わります。
**「グニョ」「ふわっ」「グニョ」「ふわっ」**のリズムで、かなりの激坂でも筋力や心肺をなるべく使わずに登れます。
ポーズ自体は派手ではありません。極端な姿勢を取るとかえっておかしくなるので、微妙にひねる程度です。
シッティングに混ぜると圧倒的に楽
シッティングで「脚がやばいな」と感じたら、この踏まないダンシングを数秒だけやってから座り直してください。使う筋肉が違うので、誰でもすぐ実感できるくらい脚が楽になっています。
登りの全体像はクライム入門、平地の踏まないペダリングはペダリング入門で詳しくお話ししています。
まとめ
- ダメな姿勢(前荷重不足・腰が落ちる・背中の反り・肩と顎が出る)をまずやめる
- 基本は膝がほぼ伸びた状態で踏み足側に乗り、体重でペダルを降ろす
- 体重で降ろせるのは3時以降。12時〜3時は体を上前にふわっと出してつなぐ
- 踏み足が降り始めたら伸びをするようなグニポーズで、次の12時に備える
- シッティングがきつくなったら数秒混ぜるだけで、脚が驚くほど楽になる
よくある質問
激坂でダンシングすると一瞬で脚が終わるのはなぜですか?
体重が後ろに残ったまま、脚の力でペダルを踏み下ろしているからです。体を前に出し、膝が伸びた状態で踏み足側に乗れば、体重でペダルが降りていきます。
ダンシングとシッティングはどう使い分ければいいですか?
シッティングで脚がきつくなってきたら、数秒だけ踏まないダンシングを混ぜます。使う筋肉が変わるので、座り直したときに脚がかなり楽になっています。
動画で見る
この記事の元になった動画です。実際の動きは映像のほうがずっとわかりやすいので、ぜひあわせて見てください。