ロングライドで吐き気・足がつる原因|踏みすぎの失敗談

・ 三岡慶利

動画「🔰とんでもなく枯渇してひどい目にあったセブ島サイクリング経験:サマンサの秘密」のサムネイル

結論

  • 130kmのサイクリングで、気持ちよくて部分的に踏んでいたら、帰り道に吐き気と嘔吐、夜は足が何度もつりました。原因は踏みすぎ(追い込みすぎ)でした。
  • 私が紹介している激坂のダンシングは、体重が重いうちは難しいです。身長160cm台で80kgだと無理、70kgくらいならできる感覚です。
  • 踏み足は降りるがままが基本ですが、慣れた次の段階では脚を投げ出すように降ろします。ただ調子に乗ると疲れるので、おっさんは踏みすぎに注意です。

1年半ほどほとんど乗っていなかった間にぶくぶく太ってしまい、ようやく体重が落ちてきたので、久しぶりに長めに走ってみました。往復130kmほどです。そこでひどい目にあった話と、今まで言っていなかった本当のことをお話しします。私のようにならないでください。

短めの雑談動画なので、この記事も要点だけです。

130kmで起きたこと

  • 出発は午後3時ごろで、日差しがきつく、渋滞も多くて少しイライラ
  • 日が暮れて楽になり、補給もして、気持ちよくて結構踏みながら走ってしまった
  • 目的地でホットコーヒーとカラマンシー(柑橘)ジュース、水をがぶがぶ飲み、リブを食べて閉店まで2〜3時間休憩

帰り道、胸焼けのような具合の悪さが出て、途中で吐きました。カフェイン入りの栄養ドリンクを飲んでも、胃のためにミルクを飲んでもだめで、また吐きました。

原因は「踏みすぎ」

帰り道の終盤でやっと分かりました。踏みすぎです。

強度の高いトレーニングで自分の限界を超えて追い込むと、何もなくても吐くことがあります。まさにそれでした。自分ではそんなに踏んでいる意識はなかったのですが、のんびり走っているつもりでも部分部分で追い込んでいたのです。

踏まないように走ると具合は悪くならない。でもつい踏んでしまうと、また具合が悪くなる。最後はへろへろで帰ってきました。

その夜は寝ている最中に、膝の裏あたり、足の裏、太ももの裏と、次々に足がつって目が覚めるほどでした。翌日は一日やる気が出ませんでした。おっさんは踏んじゃいけないのです。

正直に言っていなかったこと

太っているうちは激坂ダンシングは無理

休むダンシング入門などで紹介している激坂対策のダンシングについて、ちゃんと説明していなかったことがあります。

体力や心肺機能のトレーニングは本当に要りません。技術だけでかなりいけます。でも、体重が重いうちはできません。自転車乗りの言う「太っている」ではなく、たとえば身長160cm台で80kgあると無理で、70kgくらいでできる感覚です。

踏み足は「降りるがまま」の次がある

ペダリング入門では、フラットペダルなら足が浮くくらいまで脱力し、踏み足は自重だけで降ろせ、とばかり言ってきました。

本当は、自然に力は入っています。ただしそれは踏み下ろす力ではありません。武術で、腕を一番上まで上げたら自重でパチンと落とす打ち方がありますが、あれに近く、脚を投げ出すように降ろすのです。これを次の段階としてやると、巡航速度がぐんと上がります。

ただし、調子に乗って送り出しや後ろにかく動きまで色々やっていると、帰ってこられなくなります。追い込みすぎると吐いて乗れなくなるので、気をつけましょう。

まとめ

  • のんびりのつもりでも、部分的に踏んで追い込むと吐き気・嘔吐が出ることがある
  • 追い込みすぎた夜は足が次々につることもある
  • 激坂のダンシングは技術で登れるが、体重が重いうちは難しい(160cm台で80kgは無理、70kgならできる感覚)
  • 踏み足は降りるがままが基本。次の段階は投げ出すように降ろす
  • 調子に乗らず、おっさんは踏みすぎ注意。長距離の基本は60km入門もどうぞ

よくある質問

サイクリング中に吐き気がするのはなぜですか?

私の場合は踏みすぎ、つまり自分の限界を超えて追い込んだことが原因でした。強度の高いトレーニングの後に吐き気が出るのと同じです。踏まずに走るようにしたら具合が悪くならなくなりました。

太っていても激坂は技術で登れますか?

体力や心肺トレーニングはあまり要りませんが、体重は関係します。私の感覚では、身長160cm台で80kgあると激坂のダンシングは無理で、70kgくらいになるとできるようになります。

動画で見る

この記事の元になった動画です。実際の動きは映像のほうがずっとわかりやすいので、ぜひあわせて見てください。

YouTubeで見るチャンネル登録